2000年代半ばに人気を集めたワンルームマンション投資の人気は今も根強い。数年前におきた「老後資金2千万円問題」や年金など将来に対する不安が絶えない中、ワンルームマンション投資を始めた若者たちが抱く期待と後悔とは――。
大手のコンサルティング会社に勤務する男性(30)は昨年10月、投資用として東京都練馬区にワンルームマンション1室を3千万円のローンで購入した。年収は「1100万円に届くほど」。毎月のローン返済には家賃収入のほか、自身で月々7千円ほどを負担する。
購入のきっかけは住民税の通知。毎月6万ほどの住民税を支払っていた。高すぎると感じていたところ、同僚からワンルームマンションの投資を紹介された。節税できることが魅力的に映った。
仕組みはこうだ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル